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ダイレクトメソッドは日本人向けではない
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英語は英語を母国語とするネイティブが教えたほうがいい。この理屈のもとになっているのはダイクレトメソッドと呼ばれる理論ですが、これ自体に問題があります。
もともと、ダイレクトメソッドというのは欧米で生まれた理論です。フランス人やスペイン人に英語を教えるためのノウハウと考えればわかりやすいのですが、ここがポイントです。
英語とフランス語、スペイン語というのは、かなり似ています。文法も語彙も共通している部分がかなりあります。ですから、あまり難しくやり方を考えなくても、普通にその言葉を聞いていれば覚えてしまいます。
文法の違いなども、言葉を聞いているうちに『こういうことなんだ』と理解できてしまうくらいです。日本人でも英語が話せるようになった人がスペイン語やフランス語など、第2外国語を学ぶと、ここは実感できるはずです。
問題は英語と日本語の場合です。このふたつの言語って、月とスッポンです。共通性などありません。文法・語順など、よく考えてみれば、全くの正反対です。
理論的にキチンと勉強しなければ、まずマスターできません。英語を聴いていれば自然に理解できるなんてレベルではありません。ですから、日本人が英語を学ぶときには、ダイレクトメソッドはいいやり方ではないんです。
これが、同じ日本人でもフランス語やスペイン語、イタリア語などが話せるというのであれば、話は別です。こういった人達であれば、英語のシャワーを浴びるだけで、どうにかなるはずです。でも普通の日本人の場合、まず不可能だと思います。
欧米ではやっている理論ということで、日本のお偉方がそのまま受け入れてしまったことが始まりのようなのですが、今では、はっきりダメという専門家も増えています。
外国語を学ぶときには、その言葉を聴き続けるだけでいいなんて簡単な話ではないということを覚えておきましょう。
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